教育方針
幼児期は、再び取り返せない大切な素質の発芽期であり、人間生涯の基礎づくりの時期です。それ故、教育が必要であり、その内容は偏らないことが大切です。様々な経験をするなかで、「健康で丈夫な体、豊かで粘り強い心、技術と知識の結晶=知恵」を培い、自己確立を図ると同時に、集団生活を通じて仲間意識と社会性を育成する。これが本園の主旨であり、子供達が立派に成長し、将来平和で豊かな社会生活を営み、日本の伝統を守っていってくれることが願いです。

この本園の主旨を具体化し、願いを達成する為に、まず第一に子供達に最良の環境を与えることが出来るよう努力してゆきたいと考えています。すなわち、子供達が自主的、主体的に活動し、自己の潜在能力を自らの手で掘り起こしてゆける子供の国として幼稚園はありたいと思います。その為に「オープン保育システム」を採用し、子供の国の機能を高めてゆきます。

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   オープン保育システムとは?

子供達の園での活動を分析すると

 (1) 保育者が子供に教える (教える、指導、原体験)
 (2) 子供が自ら体験する  (あそぶ、学ぶ、再構成)

と分けることができます。オープン保育システムは主として(2)の場合を対象に音楽や絵画、製作、体育、読書などの各コーナーを用意し、子供達がオープンに使用できるシステムを言います。

 

21世紀は、異常気象や地震などの天変地異や犯罪、不況など社会的ストレスの増加等、ますます不透明で不安定な世紀になるかもしれません。国や他人に頼るのではなく、自立と自己責任が必要な社会になってゆくことが予想されます。そのような中で大人になってゆく子供達にとって大切なことは、丈夫な体と強い心をもとに知恵を働かせて、未知を開拓してゆく生命力、生活力ではないかと思います。オープン保育システムは、これらを、個性を大切にしながら自主的、主体的に身につけてゆく事ができるシステムと言えます。

不透明で混沌とした時代であればこそ、社会生活に必要な基本的事項は守り、身につけてゆく事が大切です。本園では、主として一斉保育を通じて、これらのことを教えてゆきます。

現実的な大人の世界と違って、子供達にはまだまだ空想の世界が残っています。ちょうど、幼稚園時代は現実と空想の世界の中間にいるのだと思います。でも、小学校へ行けば、否応なく現実の世界が迫ってきます。だから、今のうちに思う存分、空想の世界に浸れるよう、変身コーナーを設けるなど、環境を設定しています。

 

   主な行事

1学期 遠足(保護者同伴)  5月集会  歯科内科検診
プール開き  海へ行こう  七夕  ぶどう狩り
デーキャンプ
2学期  作品展示会  運動会  遠足(園児のみ)
ハロウィンパーティー  人形劇観劇  生活発表会
クリスマス会  餅つき会
3学期 節分  ひな祭り会  お別れ会

クリスマス会
 
おもちつき

  * 保育参観は学期に一回ずつします。
  * 懇談会は1学期と2学期にします。
  * お誕生日会は毎月1回します。
  * 交通安全指導、退避訓練は学期に1回します。

 

   保育時間および給食

月、木曜日 --- 午後保育 お弁当
火、金曜日 --- 午後保育 給食
水曜日 --- 午前中保育

 お弁当

  * 通園バスコースにより差はありますが、平均して
    保育時間は次にようになります。
       午前中保育 8:30〜12:30
       午後保育 8:30〜3:30
  * 人間の味覚は幼児期にその大半が形成されるそうです。
    それ故、週2回は、お母さんの手作り弁当の日にしています。
    ただし、どうしても作れない場合は給食を用意します。


   その他

 絵画教室
年長になると、週1回クラブ活動があり、サッカー、絵画、自然、音楽などのクラブがあります。
絵画、英語、音楽は講師先生による指導を受けることができます。